子供と散歩と買い物を兼ねて歩いていたら、
後ろから歩いてきていた
おばあちゃんに声をかけられました。
「見て!どんぐりが落ちてたよ」
と言って、にっこりしているおばあちゃん。
なにこの癒され展開?(´-`)
おばあちゃんは、ニコニコしたまま
子供の方にどんぐりを差し出してくれました。
「かわいいねぇ。元気に大きくなってね。」
どんぐりを子供の手に乗せてくれて、
二人でお礼を言いました。
ニコニコしたまま、
おばあちゃんは歩いて行きました。
「今日はいい日だねぇ、どんぐりかわいいねぇ。」
そう言って、私の子供は
嬉しそうにポケットに
大切にどんぐりを入れました。
そして私たち親子は、散歩を再開させ、
おめあての牛乳もしっかり買って帰りました。
どこかの優しいおばあちゃんがくれた
かわいいどんぐり。
子供のポケットに入れられたまま忘れられ、
次に私が見つけた数日後。
洗濯機の柔軟剤を投入するところに
すっぽりと収まっていました。